今年のカンファレンスは、シュテファン・ブラッツェル(Stefan Bratzel)博士による、電動モビリティがもたらす機会とそれに伴う課題に関する基調講演で幕を開けました。その後のパネルディスカッションでは、主に必要なインフラとバッテリ技術に関して未解決の問題が数多く残っていることが浮き彫りになりました。一方、その後に行われたフォルクスワーゲン社「ガラスの工場」見学会・試乗会では、現在すでに何が可能となっているのかが明らかになりました。当社の結論を言えば、人間工学は特にカーシェアリングなどの新たなモビリティのコンセプトに関して、電動モビリティのさらなる発展の一翼を担うことになるでしょう。さまざまな人が車両をシェアするため、そうした車両の内装設計はより適応性の高いものでなければならないためです。
RUCは、今回もまた当社のお客様およびパートナーの現行RAMSISプロジェクトや当社チームのプロジェクトに関する数多くの知見をもたらしました。ヒューマンソリューションズ社に関する重要なトピックの1つは、昨年のコンサルティングサービスの大幅な拡充以来、「サービスとしての人間工学」が追加されポートフォリオが拡大されたことです。また、2019年に優れた研究成果を挙げた2人の若い科学者にRAMSIS Excellence Awardを授与しました。
ヒューマンソリューションズ社人間工学担当ディレクターのアントン・プレイス(Anton Preiß)は、次のように述べています「RUCは、今回も当社にとって重要なインスピレーションの源でした。私たちは、サービスプロバイダーとして、可能な限り最善の方法でお客様の課題解決をお手伝いしたいと考えています。RUCでは、現在のプロジェクトに関する生の知見が得られたほか、日常の面談時よりもはるかに集中的に問題について議論できました。来年が今から楽しみです」
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